弁護士という社会地位の高い職業

裁判官それぞれの心証で違う判決

日本は法治国家ですので犯罪者の刑罰も民事の争い事も最終的には裁判所で決着をつけることになります。近代国家である日本では誰もが公平に裁判を受ける権利があり、裁判所はもっと身近な存在であるべきなのですが、現実には裁判所というと縁のない人が多いでしょう。裁判を膨張した経験がある人も少ないのではないでしょうか。テレビで話題になった事件の裁判ともなると傍聴人が大勢押し寄せて抽選となりますが、ほとんどの裁判の傍聴席は閑散としています。
私はごく身近な人物の離婚裁判の傍聴に何度か足を運びました。その頃私も妻と離婚したいと考えており、他人事ではなかったというのもあります。裁判を傍聴して驚いたこと、初めて知ったことが多々あります。そのひとつは民事裁判、特に離婚などの家事裁判には世間の感心は低く、公開されているとはいえ傍聴人はほとんどいないことです。
誰もが経験するかもしれないほど身近な問題であるにも関わらず、傍聴に来るような暇な人はあまりいませんでした。
裁判官は2年〜3年で転勤するのが普通なので、裁判の途中で裁判官が代わることも珍しくありません。もちろん引継ぎをしていますので裁判が一からやり直しなどということはありませんが、形勢が一気に逆転することもあります。私が傍聴した裁判がそうでした。はじめの裁判官の時は妻側が有利に思えましたが、裁判官が代わると明らかに夫側が有利になりました。やはり裁判官も人の子です。
担当裁判官の心証によって大きく判断が分かれるのです。

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